更新申請・変更申請で期限前に許可された場合の起算日はいつ?在留期間更新と在留資格変更の違い

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更新申請・変更申請で期限前に許可された場合の起算日はいつ?

在留期間更新許可申請と在留資格変更許可申請は、どちらも在留期限に関係する重要な手続ですが、 期限前に許可された場合の考え方は同じではありません。

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在留期間更新許可申請や在留資格変更許可申請をした後、現在の在留期限より前に許可が出ることがあります。

このとき、よくある質問が次のようなものです。

  • 更新申請が早く許可されたら、残っていた在留期間は短くなるのか?
  • 変更申請が期限前に許可されたら、その日から新しい在留資格になるのか?
  • 就労開始日や在留カードの見方はどう考えればよいのか?

まず結論

実務上は、次のように整理すると分かりやすいです。

  • 在留期間更新許可申請は、同じ在留資格のまま在留期間を更新する手続です。 通常は、現在の在留期限の翌日から新しい在留期間がつながるものとして理解します。
  • 在留資格変更許可申請は、別の在留資格へ切り替える手続です。 原則として、許可後に新しい在留資格として扱われます。
Infographic comparing the start date rules for residence period renewal and change of status of residence in Japan
在留期間更新許可申請と在留資格変更許可申請では、期限前に許可された場合の考え方が異なります。

在留期間更新許可申請とは

出入国在留管理庁は、在留期間更新許可申請について、 現に有する在留資格を変更することなく、付与された在留期間を超えて引き続き在留を希望する場合に行う申請であると案内しています。

つまり、更新申請は、現在の在留資格をそのまま維持しながら、在留期間を延ばすための手続です。

そのため、在留期限より前に更新許可が出たとしても、 一般的には「早く許可されたからその日から新しい期間が始まり、残っていた期間が消える」というイメージではありません。 実務上は、現在の在留期限の翌日から新しい在留期間がつながるものとして理解されることが多いです。

例:
現在の在留期限が2026年7月31日で、更新許可日が2026年6月20日の場合、 新しい在留期間は、通常、2026年8月1日からつながるものとして整理します。

在留資格変更許可申請とは

これに対し、在留資格変更許可申請は、在留目的とする活動を変更して、 別の在留資格に該当する活動を行おうとする場合の手続です。

たとえば、留学から技術・人文知識・国際業務へ変更する場合や、 家族滞在から就労資格へ変更する場合が典型例です。

変更申請は、同じ在留資格のまま延長する手続ではなく、別の在留資格へ切り替える手続です。 そのため、許可前と許可後では法的な位置づけが異なります。 就労開始日、雇用契約、卒業日、退職日などが関係する場合は、特に慎重な確認が必要です。

注意:
変更許可を受ける前に、新しい在留資格を前提とする活動を開始してよいとは限りません。 就労開始などが関係する場合は、必ず許可の時点と在留カードの記載を確認してください。

更新申請と変更申請の違い

手続 手続の性質 期限前に許可された場合の考え方 実務上の注意点
在留期間更新許可申請 同じ在留資格のまま在留期間を延長する手続 通常、現在の在留期限の翌日から新しい在留期間がつながると考える 早く許可されても、通常は残っていた在留期間がそのままつながる
在留資格変更許可申請 別の在留資格へ切り替える手続 原則として、許可後に新しい在留資格として扱われる 許可前に新しい在留資格を前提とする活動を始めないよう注意する

特例期間との違い

更新申請や変更申請をしていても、在留期限までに結果が出ないことがあります。

出入国在留管理庁は、在留カードを所持している方が在留期間更新許可申請又は在留資格変更許可申請を行い、 在留期間の満了の日までに処分がされない場合について、 処分がされる時又は在留期間の満了の日から2か月が経過する日の終了時のいずれか早い時まで、 従前の在留資格で引き続き在留し、従前の活動を行うことができると案内しています。

ただし、この特例期間は、「期限前に許可されたときの起算日」とは別の論点です。 申請中であること、許可されたこと、新しい在留カードが交付されたことは、それぞれ分けて考える必要があります。

実務上の注意点

  • 許可通知だけで判断せず、交付された在留カードの在留資格・在留期間・在留期限を確認すること
  • 就職、転職、退職、卒業、離婚などの事情変更がある場合は個別判断が必要になること
  • 会社側も、就労開始日と在留資格の整合性を確認すること
  • 申請中の特例期間と、許可後の新しい在留資格・在留期間の起算日を混同しないこと

まとめ

更新申請と変更申請は似ているようで、期限前に許可された場合の考え方が異なります。

在留期間更新許可申請は、同じ在留資格を前提とした在留継続の手続です。 在留資格変更許可申請は、別の在留資格へ切り替える手続です。

期限前に許可された場合の意味を誤解すると、就労開始時期や在留管理に影響することがあります。 ご不安な方は、早めに専門家へご相談ください。

参考情報

更新申請・変更申請で迷っている方へ

在留期限、就労開始日、転職・卒業・退職などの事情が関係する場合は、個別事情に応じた確認が重要です。 更新申請か変更申請か迷っている方、期限前に許可された場合の扱いが不安な方は、専用フォームからご相談ください。